開発許可に関する専門用語

日常生活では出てこない専門用語が多すぎる

開発許可申請業務をしていると、普段まず出てこない用語が多くありますので、一部を解説します。


①擁壁…重力式、L型、練積み(間地ブロック)等があります。土壌の横圧に抗して斜面の崩壊を防ぐために設計・構築される壁状の構造物。
②CB…コンクリートブロックの略。ホームセンターで売っています。
③根入れ…擁壁の地中に埋まる部分のこと
④レベル…高さのこと。高さが同じという意味でも使います。
⑤天端…「てんば」と読みます。構造物の天板のことです。主に高さを表すときに使用します。
⑥側溝・U字溝…道路の端にある排水のための溝。断面がUの形をしているのでU字溝といいます。
⑦溜桝…「ためます」と読みます。排水管の合流地点や曲がりに設置する桝で、土砂やゴミなどがたまるような構造になっており、掃除がしやすくなっています。
⑧グレーチング…溜桝や側溝の蓋部分に使う金属製の格子状の蓋。
⑨ボックスカルバート…単に「ボックス」ともいう。コンクリート製の箱型の構造物。地中に埋める水路などに使用します。
⑩暗渠…「あんきょ」と読みます。地中に埋まっている水路や管の総称です。
⑪コンクリートタタキ…「張りコン」とも言います。水路横の防草対策でよく用いられます。
⑫AS…アスファルト舗装のことです。
⑬VP管・VU管…どちらも塩化ビニルのパイプのこと。VPが肉厚、VUが肉薄です。
⑭φ…「ファイ」と呼びます。例えば、φ100は直径100mmの口径という意味です。

今回は以上になります。ありがとうございました。

→「行政書士古川元一事務所